37歳で大型二輪免許を取った話

Life

私が大型二輪免許を取得したのは37歳の時です。

今ではハーレーに乗ってツーリングを楽しんでいますが、それまでの人生でバイクとはほとんど縁がありませんでした。

原付にもほとんど乗ったことがありません。

そんな私がなぜ大型二輪免許を取ろうと思ったのか。

そして実際に教習所へ通ってどうだったのか。

今日はそんなお話です。

なぜ大型二輪免許を取ろうと思ったのか

きっかけはハーレーダビッドソンでした。

正直なところ、最初からハーレーに乗りたいと思っていました。

そのため、

「まずは中型を取って、その後に大型を取ろう」

という考えはありませんでした。

どうせ乗りたいバイクが決まっているなら、最初から大型二輪免許を取ろうと思ったんです。

もちろん不安はありました。

ですが、年齢を重ねるほど新しいことを始めるハードルは高くなる気がしていました。

だからこそ、「やるなら今だ」と思いました。

教習所へ行く前は不安しかなかった

今だから言えますが、教習所へ申し込む前はかなり不安でした。

そもそも大型バイクなんて乗ったことがありません。

・教習についていけるのだろうか
・転倒したらどうしよう
・若い人ばかりだったら浮かないだろうか

そんなことばかり考えていました。

さらに私は運動神経が良いわけでもありません。

仕事で体は動かしていますが、それとバイクは全く別です。

車の運転に関しては、どちらかといえば苦手な方です。

だから最初は本当に不安でした。

実際に教習が始まると…

ところが、実際に教習が始まると少しずつ気持ちが変わっていきました。

もちろん最初から上手く乗れたわけではありません。

何度もエンストしたり、初日に2〜3回転びました。

ですが、それが逆に面白かったんです。

子供の頃に自転車の練習をしていた時のような感覚でした。

大人になるとどうしても、自分ができそうなことばかりを選びがちになります。

できなかったことが少しずつできるようになる。

その感覚が嬉しかったんです。

今思うと、バイクそのものだけでなく、「新しいことに挑戦する楽しさ」を久しぶりに思い出させてくれた時間だったのかもしれません。

苦戦した課題

教習では様々な課題があります。

・S字
・クランク
・急制動
・スラローム
・坂道発進
・波状路
・一本橋

比較的どれもスムーズにできたと思いますが、一本橋だけは苦手でした。

何度も失敗しましたし、「本当に10秒かけて渡れるようになるのかな?」と思ったこともありました。

実際に一本橋の成功率が上がってきたのは、卒検の1週間前くらいです。

今振り返ると、一番練習した課題だったかもしれません。

意外だったこと

教習所へ通っていて意外だったこともありました。

まず、思っていたより楽しかったことです。

正直、もっと厳しい世界を想像していました。

ですが実際には、できなかったことができるようになる楽しさがありました。

同じことを反復して練習するというのも、私の性格に合っていたと思います。

また、年齢も気になりませんでした。

若い人だけではなく、年上の方(50代・60代)もいました。

どちらかというと、同年代(30〜40代)は少なかったと思います。

教習所へ行く前は年齢を気にしていましたが、実際には誰もそんなことは気にしていませんでした。

卒業検定の日

卒検当日。

私が一番心配だったのは、「朝ちゃんと起きられるかな?」ということでした(笑)

私は夜型人間なので、早起きが苦手です。

これまでの教習は自分の生活リズムに合わせて予約を入れていましたが、卒検は受講生が一斉に集まります。

たしか検定開始が9時頃で、集合は8時頃だったと思います。

ただでさえ緊張で前日は眠れないのに、朝6時台に起きるなんて何年ぶりだろう…という感じでした。

目覚ましを二重にセットして、無事に卒検へ参加できました。

卒検はA・Bの2コースの中から当日に発表されます。

受講生は4名で、私の順番は2人目でした。

1人目の様子を見ることができるし、最後でもない。

ちょうど良い順番だったと思います。

一本橋も無事に成功。

多少の減点はあったと思いますが、無事に合格できました。

卒検が終わった瞬間は、「やっと終わった」という安心感の方が大きかったです。

ですが、合格発表で自分の番号を見つけた時は素直に嬉しかったのを覚えています。

37歳になって、あそこまで嬉しかった合格発表は久しぶりでした。

実は免許取得後の方が大変だった

ですが、今振り返ると本当に大変だったのは免許取得後だった気がします。

教習所の中では安全が確保されています。

ですが公道は違います。

車もいます。

歩行者もいます。

道路状況も様々です。

納車日の帰り道は緊張しました。

駐車場での取り回しも苦労しました。

立ちゴケも経験しました。

本当の意味でバイクに慣れるのは、免許を取ってからだったと思います。

最後に

大型二輪免許を取ろうと思った時、不安はたくさんありました。

ですが、今振り返ると挑戦して良かったと思っています。

もしも「自分には無理かもしれない」と思って諦めていたら、今の楽しみはありませんでした。

今振り返ると、一番高い壁は大型バイクそのものではなく、教習所へ申し込む勇気だった気がします。

もし今、「バイクに乗ってみたいけど不安だな」

と思っている人がいるなら、その気持ちはとてもよくわかります。

なぜなら私も同じだったからです。

ですが、一歩踏み出してみると意外と何とかなるものです。

少なくとも私は、37歳で大型二輪免許を取って本当に良かったと思っています。

そして、あの日教習所へ申し込んだことが、今こうしてハーレーに乗っている自分につながっています。

人生は意外な方向へ進むものですね。

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